2016年度スローガン



強く優しくおもしろく

~己の進化が地域を創る~

基本方針

  • 地域の未来を共に創造できる仲間づくり
  • 地域に求められる魅力あるJAYCEEの確立
  • 地域を担う青少年の育成と地域の魅力発信
  • 活力ある地域の創造

理事長所信

第57代理事長 立花 一行


第57代理事長

立花 一行


はじめに

1949年、戦後の荒廃の真只中「明るい豊かな社会の実現」を理想とし、日本の青年会議所が設立されました。私達の地域においても1960年に全国で219番目の青年会議所としてむつ青年会議所が発足し、今年57年目を迎えます。これも偏に、多くの諸先輩方が、むつ・下北を拠点として地域に根ざした活動を積み重ねてこられたからであり、さらには、行政・市民・関係諸団体の厚いお力添えの賜物であります。当会議所へのご協力に深く感謝致します。この「明るい豊かな社会の実現」に向けた運動は時代の変遷と共に形を変えつつ絶え間なく続いていきます。 時代背景や社会環境、経済情勢など私達を取り巻く環境は変わりつつも、56年間にも渡る先輩方の熱い思いの歴史は、今の時代を担う私達の志となり在り方を変えつつ連綿と紡がれてきております。この歴史と思いを糧に、青年会議所運動に取り組み自己修練を行い、友情を育み、意識を変え、率先して行動を起こし、それを地域に発信し続ける事で、必ず明るい豊かな社会は実現できると信じています。志を同じうする者力を合わせ地域に求められる掛け替えのない団体を目指します。

次世代へ繋げる会員拡大

「明るい豊かな社会」の実現。これが青年会議所の目的でありますが、その為には同じ志を持った多くの仲間と共に運動を展開することが必要です。しかし、青年会議所は20歳から40歳までの会員で構成する組織体系を持った団体であるため、継続的な会員拡大が重要となります。しかしながら全国的な会員減少の進みは深刻化しており、当会議所においても例外なく減少傾向にあります。今年度は22名でのスタートとなりますが、当会議所の活動内容を考えると非常に厳しい人数であります。さらに来年、再来年と年々会員が卒業していくのを見据えた時に、会員拡大が今年度の重要課題となります。その為、「会員拡大推進局」を設け、例年にも増して危機意識を持った会員拡大に取り組みます。会員拡大を推進するにあたり、まずは会員一人ひとりが更なる成長を遂げ魅力ある人財となり、入会意欲が掻き立てられる魅力ある青年団体として存在意義を高めていきます。また、現役メンバーや先輩方等の人脈を通じて多角的に拡大対象者の情報収集を致します。そして拡大対象者の元へ積極的に赴き、青年会議所の活動内容や魅力を説明し、入会までの一歩を踏みだしていただけるよう努めます。JAYCEEとしての誇りを胸に一丸となって会員拡大を推進していきます。

JAYCEEとしての更なる進化

私は青年会議所の持つ最大の魅力は「機会と経験」から得られる学びだと考えています。これを通じて、会員がより良い成長と変化を能動的に創りだしていく組織体であることが青年会議所の大きな特徴の一つです。むつ青年会議所を通じて会員に提供される日々の会議や活動、出向での様々な機会と経験に加え、今年度は、日本青年会議所が持っている多種多様なトレーニングやセミナーを活用することで学びの幅を大きく拡げていきます。一人の志と行動が地域を変える力を持っていること、そしてその底知れぬ可能性が自らにも秘められていることを自覚し、磨き上げ、地域と人、会社、家族など自らを取り巻く全てを輝かせる「JAYCEE」が数多く育つことで、未来のむつ・下北の創造に繋がると確信致します。

地域を担う青少年の育成

将来、むつ・下北の明るい豊かな未来を創造していくのは、故郷を愛する気持を持った子供達です。彼らがこのむつ・下北を担えるよう成長する為にどんな機会を提供できるのかをしっかり考える事も我々の責務です。むつ青年会議所では、青少年育成の一環として、むつ・下北の歴史や文化、芸能、伝統、自然、人、景勝地などの魅力を盛り込んだ郷土かるたを作成し「下北かるた大会」を継続事業として開催しております。その為、子供達には今年で21回目を迎えるこの下北かるた大会を通じて、故郷の魅力を学んでもらい、私達もその魅力を再認識していきたいと考えております。そして、この地域の魅力を決して絶やす事なく子供達へ伝え続け、次代を担う人財を育成すべく青少年育成に取り組んで参ります。

地域の活性化とまちづくり

時代の変遷と共に地域の活性化、まちづくりの手法も移り変わってきています。そのことを念頭に置き、まずはむつ・下北の個性や魅力をあらためて掘り下げ、しっかりと議論し、取り組むべき課題を顕在化させていきたいと考えています。それをふまえ、我々はこのむつ・下北に必要とされる新しい活性化とまちづくりの可能性を考えていきます。そして、それと同時に、むつ・下北活性化の一環としての継続事業であります「みこし祭り」を開催いたします。学校や企業他、様々な団体の参加と協力を得ながら今年で32回目の開催となり、増々市民から愛されるお祭りになるよう取り組んでまいります。いつの時代も地域の活性化、まちづくりをしていくのは市民一人ひとりです。「自分達で地域を創り、守っていく」この気概を市民、他団体と連携・協力を図り共有して「明るい豊かなむつ・下北」の実現のために行動していきます。

むすびに

私は2002年、25歳でむつ青年会議所に入会しました。そのとき、会員の洗練された立ち居振る舞、礼儀、言動、高い志を目の当たりにし、同じ世代の青年が眩しく感じることに衝撃を覚え、自分の未熟さに恥ずかしさすら感じました。青年会議所はよく学び舎として例えられることがあります。私も含め会員一人ひとりにはこの一年を通じ、身の周りで起こる事象全てを前向きに捉え、失敗を恐れず活動することで、学び、成長していただきたいと思います。そして、この学び得たことを用いて地域社会に貢献するのは勿論、家庭や会社にも活かしてほしいと思います。家庭と会社があってこその青年会議所運動であるとよく言われますが、常日頃から身近に支えていただいている方々へ己の成長を示しその力を還元することは、恩返しであり感謝の表れとなります。そしてそれがさらなる青年会議所運動の力に繋がり、良い循環が生まれます。今日よりも明日、 明日よりも明後日と未来に向かって高い目的意識を持ち、任期を全うする事をお誓い申し上げ、理事長所信と致します。


理事・役員

2016年度 一般社団法人むつ青年会議所理事役員

理事長立花 一行
直前理事長村舘 洋介
副理事長相内 友博
副理事長山道 直寿
副理事長川上 隆
専務理事大久保 泰康
会員拡大推進局 局長高屋 龍一
JAYCEE育成委員会 委員長道川 貞徳
地域活性化委員会 委員長成田 圭秀
青少年育成委員会 委員長尾崎 幸
総務情報委員会 委員長井本 貴之
会員拡大推進局 運営幹事佐藤 恭太
事務局長山口 春樹
監事三浦 博
監事齋藤 晃史
顧問坂本 大助


組織図

2016年度組織図

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年間スケジュール

2016年度年間スケジュール(PDF)

むつJC対内紙

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2016年3月号表面裏面
2016年5月号表面裏面
2016年7月号表面裏面
2016年9月号表面裏面