第59代理事長 大久保 泰康

一般社団法人 むつ青年会議所

第59代理事長

大久保 泰康

プロフィール

(株)むつ保険センター

理事長所信

はじめに

 高度経済成長が始まった頃の1960年に、むつ青年会議所が設立されました。20歳から40歳までの青年がむつ・下北の明るい豊かな社会の実現に向け、仲間を集い立ち上がりました。移り行く時代に合わせ先輩方が地域のために本気で向き合い、青年会議所運動に励み、その活動と運動が地域の皆様に必要とされ、その精神が脈々と受け継がれてきたからこそ、わたしたちむつ青年会議所の今があります。先ずはこの素晴らしい歴史を紡いでこられた先輩方に感謝申し上げます。
『まちを良くしたい』という思いはここに住む誰もが思い、考えることです。わたしたち青年会議所はさらに『英知・勇気・情熱』を持って運動を展開していかなければならないと思っています。私はこの青年会議所という場はこの地域に暮らす青年経済人にとっての学び舎だと考えております。時には覚悟をもって挑戦しなければならない事もあると思いますし、失敗するときもあると思います。しかし、同じ志をもった仲間が一つになり、自分の為より地域の為に覚悟を持って、失敗を恐れず己を磨く事により、地域に活力を与え、この地域に必要とされ続ける団体となると確信しております。今までの歴史に感謝し、会員一人ひとりが機会に触れ、気づきを得て行動し、『未来への挑戦』ができる一年にしたいと考えております。

組織力強化への挑戦

 私たちむつ青年会議所が永続的に運動を展開し、地域の方々に発信していく為には、その根幹である会員が必要となります。20歳から40歳までの限られた時間のなかで、会員の拡大をしなければ、わたしたちの運動を発信する事はおろか、会を存続する事ができなくなります。そのため、会員一人ひとりが拡大の重要性を理解し、会員の拡大に努め、行動・発信する事で地域の方々に運動を理解して頂けると思います。行動・発信を続けることで、私たちと共に運動していただける仲間が増えていくのだと思います。
また会員拡大と同時に私たち会員一人ひとりも成長していかなければなりません。地域の青年経済人である会員が青年会議所運動を通じて多くの機会に触れてもらい、気づきを得て行動してもらう事で、得られる成長があると考えております。魅力あるJAYCEEとして成長してもらえる体制づくりをし行動することで、組織としての更なる強化を図り、会員個人への成長へ結び付けて参ります。
私たちむつ青年会議所が地域にとって、必要とされ続ける団体へとなれる事を願い、成長できる為の体制を確立し、地域の未来へ向かって挑戦していける会員の育成と未来に向かって会員拡大を継続する事で、より一層の組織力強化をめざして参ります。

地域のひとづくりへの挑戦

 私たちはこの地域に生まれ、この地域を愛し日々暮らしています。地域の将来を担うのは子どもたちであり、その子どもたちが地域の歴史や文化、そして人を愛することが出来なければなりません。むつ青年会議所は毎年、青少年育成事業として、「下北かるた大会」を実施しております。子どもたちが地域の歴史、文化、芸能、自然などが遊びを通じて故郷の魅力を学べ、子どもたちがこの地域を愛する心を醸成していける事業として、今年度も行って参ります。また、昨年は「下北ウォーク」と題した徒歩事業を実施させて頂きました。子どもたちが普段一緒にいる親から離れ、数日間ボランティアスタッフや大人達とふれあい、過ごすことにより、心と体を鍛え、感謝の気持ちを育む事を目的とし、ボランティアスタッフも子どもの接し方やリーダーとしての統率力など学べる機会になると思っております。更なる進化を加え、地域の人と人が関係性を持つ事により、この地域の魅力でもある、人と人との関わり合いを持てる様な事業を目指します。今年度は青少年育成事業に加え、この子どもたちに常に接している地域の「親」の方々に対しての事業も展開していく予定です。輝く未来へむけ地域のひとづくりをする事で、この地域が活力に溢れ、より明るく豊かな社会になるため、『未来への挑戦』ができる輝く地域のひとづくりをして参ります。

魅力あるまちづくりへの挑戦

 毎年、号砲とともにワッショイの声が響き渡り、地域の熱がヒートアップするみこし祭りは、むつ青年会議所の伝統的な事業となっております。田名部祭りの中日に開催されるみこし祭りは今年で34回目を数え、参加団体も小学生から一般の方まで幅広く参加して頂いております。地域住民にとって楽しみのひとつとなっており、地域の活性化につながっていると確信しております。魅力あるまちづくりに必要な行事と捉え、進化させ継承について考えていく事が必要です。また、私たちが住むこのむつ・下北地域の問題だけではありませんが、人口流出・減少問題を抱える地域も多々ある状況の中で、むつ市の人口も6万人を切り、毎年のように約800人の地域人口が減っている状況です。我々むつ青年会議所として、まずは地域が抱えている問題を共有し、現状を把握する事が大切だと考えております。この素晴らしい、魅力あふれる地域を活性化させていく為には、地域が抱える問題とは何かを今一度考え、私たちむつ青年会議所として何ができるのかを模索し問題を共有する事で、この地域の活性化に繋げて参ります。私たちが若さと情熱をもってまちづくりに励むことにより、少しでも地域を明るく、元気があるまちにするための事業を展開して参ります。この愛する地域に活力を与え、私たち会員が共通の認識をもって行動する事を意識し、未来のまちづくりに挑戦していく為の事業を展開して参ります。

60周年準備室

 私たちむつ青年会議所は来年度、60周年という大きな節目を迎えることとなります。58年のむつ青年会議所の歴史の中で築き上げて来た地域の明るい豊かな社会の実現に向け、その想いが脈々と受け継がれて参りました。しかしながら、我々むつ青年会議所の現状は、入会3年未満の会員が半数以上である状況の中で、むつ青年会議所の歴史を知らない会員がほとんどであるのが現状です。先ずは、私たちの先輩方が作ってこられた、むつ青年会議所歴史や取組を振り返り、会員が共通認識を持ったうえで、区切りとなる60周年から先10年、どのような事が地域に望まれているのか、地域が抱える問題はとは何かの実態を調査して問題を解決に向け行動する事と、また、我々青年会議所が未来に向け挑戦していける準備をしなくてはならないと考えております。新たな歴史づくりに向け、この先も地域に必要とされる運動が未来にわたり継承されていける事を強く願い、地域の未来をつくる為の挑戦をして参ります。

むすびに

 私は2013年1月にむつ青年会議所の扉を叩きました。地元ではなく、この地域の事を全く知らない、この地域の仲間もいない中で私を温かく迎え入れて頂いた事を今でも鮮明に覚えております。同じくらいの世代の会員の方々がとてもかっこよく見え、私もこうなってみたいと思い、少しずつ青年会議所の運動に触れる様になりました。青年会議所には様々な触れる機会があると思っております。そしてその機会に触れる事によって多くの気づきがあり、気づく事によって、何をするのか、何をしたいのかが見えてくると思いますし、只々ひたむきに取り組むことにより、自己の成長につながっていくと考えております。また、青年会議所運動はひとりでできる運動などありません。我々大人が一つの事に対し、本気で議論し皆が共に苦労し、喜びを分かち合える。その事が魅力ではないかと考えています。私もたくさんの機会の提供を頂いて、触れて参りましたが私個人として、まだまだ学ぶべきことも多くあり、これから成長していかなければならないと思っています。わたしたちの若さと情熱をもって一つになり、皆が成長する事によってこの地域に少なからず貢献できると思いますし、少しでもまちがさらに良くなると確信しております。失敗を恐れず、様々な事に挑戦していける組織でありたいと願い、未来に向け挑戦していける人財の、成長を目指せる体制づくりをしていきたいと思っています。皆と共に、地域の未来の為に私たちが、多くの仲間と共に運動を展開して参ります。皆様のご協力、ご理解をお願い申し上げまして理事長所信と致します。1年間宜しくお願い致します。