社団法人 むつ青年会議所 第53代理事長所信

譁ー繝サ螟ァ轢ァ.jpg

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様には、平素よりむつ青年会議所の活動に対しまして、ご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。
 昨年三月十一日に発生した東日本大震災は、戦後の復興から物質的豊かさをひたすら追い求め、さらに高度経済成長を経て、バブル経済という絶頂期を最後に、混迷を続けてきた日本社会に更なる大打撃を与えました。この大規模災害に対し、公益社団法人日本青年会議所主導のもと、我々むつ青年会議所も物資支援や義援金、被災地でのボランティア活動等、様々な形での支援活動を行いました。今後も次代を担う私達青年の責務として、支援に取り組んで参ります。
 我々青年会議所は、「明るい豊かな社会」の実現に向け日々活動しています。今年度は

sign.png

をスローガンに掲げ活動して参ります。本年は20名という少ない人数でのスタートとなりますが、自分達がこの地域を良くして行くんだという気概と、自分達の活動は必ずや地域に貢献している、地域から必要とされているという誇りを持って、会員一丸となって全力で活動して参ります。
結びとなりますが、我々の活動は家族や会社、OBの先輩方、地域の皆様方はじめ多くの皆様のご理解とご協力の上で成り立っています。活動しているのではなく、させていただいているという謙虚な気持ちと感謝の心を忘れる事なく一年間邁進して参ります。皆様のかわらずのご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、ご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、新年のご挨拶と致します。一年間よろしくお願い申し上げます。

【はじめに】

 2011年3月11日14時46分に発生した東日本大震災は、戦後の復興から物質的豊かさをひたすら追い求め、さらに高度経済成長を経てバブル経済という絶頂期を最後に、混迷を続けてきた日本社会に更なる大打撃を与えた。地震と津波による被災地の壊滅的な被害に加え、原発事故による2次災害、3次災害により、日本は多大な困難を背負う事となった。発生直後、テレビやラジオから刻々と伝えられる被害状況に、誰もが不安や恐怖を感じずにはいられなかった。そうした中、公益社団法人日本青年会議所は、発生翌日正午には被害対策本部を立ち上げ、情報収集や物資調達を行い、4日後には第1便として28トンの物資を皮切りに、継続的に支援物資を被災地へ送り届けた。更には、全国のJCメンバーが被災地に入り、ボランティア活動を行うなど、様々な形での支援活動を行った。こうした震災発生直後から現在も続く活動を通じ、青年会議所は社会、地域に貢献している、なくてはならない団体であると確信した。


【存続をかけた会員拡大】

 現在、全国的に叫ばれている会員減少の問題は、当LOMにおいても例外なく直面しております。本年度は会員数20名でのスタートとなります。更に数年後には、約半数近いメンバーが卒業となり、このままではまさに会の存続すら危ぶまれてくる状況となります。この事を真摯に受け止め、本年度の最重要課題と認識し、全メンバーが一丸となって真剣に取り組んで行かなければなりません。会員拡大に向けては、もちろん様々な手法というものが重要になってくるとは思いますが、それ以上に本人が入会したい、企業が入会させたいと思われるような魅力のある団体である必要があり、それにはやはりそこに所属するメンバー自身が魅力のある人間になる事が必要だと思います。その為に本年度は、まずは己を磨き、魅力あるJAYCEEへ成長するべく活動を進め、各々が成長する事により魅力あるJCを確立し、その結果が会員拡大に繋がると信じて全力で取り組んで参ります。


【一般社団法人格認可へ向けて】

2008年12月に施行された公益法人制度改革に伴い、すべての社団法人は2013年11月末日までに「公益」あるいは「一般」のどちらかの法人格を取得しなければ、自動的に解散となってしまいます。当会議所と致しましては、2010年1月の定時総会において、将来的には公益を見据えながら、まずは一般を取得するという決議がされました。確かに、税制面の優遇を受けられたり、社会的信用を得やすいという利点を考えれば、公益社団法人格の取得が望ましいのは言うまでもありませんが、昨今の会員の減少に伴う当会議所の財政状況においては、認定基準である公益目的事業比率を50%以上確保する事は難しく、現実的に一般社団法人格取得の選択となりました。しかし、悲観はしておりません。我々には創立以来50年以上に亘り、先輩方から脈々と受け継がれ、地域に根差した公益性のある運動を展開してきた自負があります。「公益」、「一般」にとらわれる事無く、明るい豊かな社会の実現を目指し、自分達の出来る事を行い、一般社団法人格認可に向けて臆する事なく全力で取り組んで参ります。


【二大事業の継続と新規事業への取り組み】

 当会議所には、先輩方から受け継がれてきた、「下北かるた大会」と「みこし祭り」という二大事業があります。かるた大会は、創立35周年記念事業として製作された下北かるたを用い、小学3年生を対象として毎年2月に実施され、本年で17回を迎えます。又、みこし祭りは、田名部祭りの中日のイベントとして実施され、現在では学校、地域の各事業所、各団体の参加を得ながら本年で28回を迎え、地域活性化の一助となる事業となっております。どちらも今では地域にとってなくてはならない事業となっておりますので、本年度も内容を精査し、更に進化させ、しっかりと継続して参ります。それに加え本年度は、新規事業に向けた取り組みを行って参りたいと考えております。近年は会員の減少もあり、私を含め多くのメンバーが現状維持で精一杯という想いから、新規事業に向けた取り組みは行われてきませんでした。確かに現在の会員数での新規事業となると、各メンバーに負担を強いる事になるかもしれません。しかし、それを負担と捉えず、己が成長する、組織力が向上するチャンスと前向きに捉え、新規事業に向け取り組んで参ります。


【地域を担う心の醸成】

 私達は、縁あってこの地域で生まれ育ち暮らしています。そして、これからも暮らし続けていくこの地域を、明るく豊かに発展させるためには、まずはそこに暮らす人々、特に我々責任世代の、特定の人ではなく全ての人がこの地域を担って行くという自覚と責任を持つ事が必要だと思います。更には、次世代の子供達に、早い段階から自分達が将来この地域を担って行くという心を醸成して行く必要があります。その為に今年度は、同世代とは地域の事について話しあい、想いを共有する機会を設け、子供達には地域の事を知り、考え、愛する気持ちを育み、地域を担うという事に対する気付きを得るような仕掛けや発信を行って参ります。



【むすびに】

 我々青年会議所は「奉仕・修練・友情」を三信条に、「明るい豊かな社会」実現を目指し日々活動しています。この社会とは、我々が暮らしている地域とも言えるでしょう。先にも述べましたとおり、年々会員の減少が進み、一人ひとりに対する負担が大きくなって来ているのも事実であります。時には仕事や家庭を犠牲にしながら、それでも活動を続けているのは、それぞれに理由や考えがあっての事とは思いますが、その根底にある自分達がこの地域を良くして行くんだという気概と、自分達の活動は必ずや地域に貢献しているという誇りが原動力になっているのではないでしょうか。本年もその気概と誇りを胸に、全メンバー一丸となって全力で活動して参ります。我々の活動が地域の皆様に理解され賛同を受け、共に歩む明るい豊かな地域の実現に向けた運動に繋がる事を信じて!!
 むすびになりますが、我々の活動は家族、会社、OBの先輩方始め多くの皆様のご理解とご協力の上で成り立っています。活動をしているのではなく、させていただいているという謙虚な気持ちと感謝の心を忘れる事なく一年間邁進して参ります。皆様のかわらずのご理解、ご協力の程をよろしくお願い申し上げまして、私の2012年度に向けた所信と致します。