
1,960年、27名の先輩方によりむつ青年会議所はスタートをきり、2009年度において50周年という大きな節目を迎えることができたことは、行政、市民、そして諸先輩方のご協力の賜物であったことと改めて心より敬意を表します。大きな節目を過ぎ、私たちむつ青年会議所は原点に立ち返り、そして再び新たな時代へ歩みを進めている最中であります。
歩みの舞台、それは私たちが暮らし、そして営む、この下北。自然豊かな大地と三方の海に囲まれた特異な環境から、私たちは多くの恵みと至福の思いを与えられています。また古くから伝わる伝統や文化など後世に伝えていかなければならないものがあります。「まち」や「ひと」、それらの未来を輝かせるためには時流にのった変化が必要だと思います。その時流こそ、その地域の風土、伝統、文化が礎となっているものだと気付かされることがあります。
現代の情報化社会の上で、まるで激流に翻弄されるかのように絶えず変化している社会情勢の中でさえ、地域社会はどっしりと根を下ろし、私たちを支えています。何年も行われている数々の祭り、伝統行事、伝統文化、途切れることのない青少年の健全育成に関わる各種事業。今も行われていること、それこそが我々の祖先、先人たちから継承され、時代時代で変化しながらも語り継がれてきた証明に他なりません。その地域の財産こそ、我々、青年会議所が守り、継承していかなければならないことだと考えます。
青年会議所は創立以来、多くの諸先輩方が地域社会に挑戦し鍛錬し、進むべく方向を見定め、運動を展開してきた組織であります。その時代の地域住民の意思や、時流に即した運動を展開してきたことで青年会議所の存在が確固たるものとなり、地域に根差した活動の土台を形成した上で、メンバーの人間性の確立をも成し遂げてきたものと感じております。
私たち青年会議所は地域に明るい豊かな社会を築くために、日々活動している団体であると同時に、自己を成長させるべく研修の機会を得ることができる場でもあります。私たちはJCメンバーであると同時に、一人ひとりが企業人です。私たちの活動は会社や仕事があってこそ成り立ち、仕事に対しての誇りと感謝の気持ち、そして自信もって惜しまず行動することで、何かを持ち帰り「信頼するに足りる人間」を目指すことができる場所だと考えます。
メンバー一人ひとりが、JCに参加したきっかけや動機は色々だと思います。またJCそのものに対する考えや、そのスタンスも一人ひとり違うものだと思います。しかし、どのような形であれ、そこに「絆」は存在します。地域に寄り添う「明るい豊かな社会を築く」という理念への共感が、メンバー同士の「絆」を確固たるものにしていると思っています。一人ひとりのJCに対する思いや考えを大事にしながら、根底の部分で同じ思いの仲間たちと喜怒哀楽し、家族、友人、地域の人たちに感謝する気持ちを忘れずに、この地域のため運動していきます。
そのためには私たちの住むこの地域の中で、私たち青年経済人に組織としての力がなくてはなりません。近年みられる会員の減少は、その組織としての力さえも減少させてしまいます。しかし、高い志と強い気持ち、想いをもって運動するメンバーの力があれば、苦難もまた乗り越えられるものと確信しております。活力をもって元気に運動のできる人たちが集まれば、少しでも賛同してくれる力も生まれるはずです。むつ青年会議所を発信し、次世代を担う私たちJAYCEEの活動が理解してもらえるなら、それが「継承の創造」に繋がっていくものだと確信しております。
何のためにJC運動があるのか、その存在意義とは。そして継承することへの必要性と重要性の理解。流行に流されない時流にのった運動から生まれる地域密着型の活動指針の提示。私たちメンバーも喜び、地域からも喜ばれるJAYCEEを目指し、今年一年、邁進して参ります。次世代を見つめ地に足をつけ、これからの時代を慎重かつ力強く歩んで参ります。
一生懸命、頑張りますので応援よろしくお願い致します。

